ボランティアで子供達に絵本の読み聞かせや、お部屋の中やお外で一緒に遊んだり。
机に向かっているだけでは得られない経験値。
そこから学んだ、“遊ぶことの大切さ”。
子供たちと一緒に遊んだ経験をもとに、“一番病”との向き合い方と、みんなで楽しめるオススメのゲームを紹介します。
今度親戚同士で集まるんだけど、ゲームで負けるとすぐ泣いてしまう子がいて・・
また泣かせちゃったらどうしよう。
負けて悔しいって気持ちがあるのはいいことだよね。
でも、泣いてしまうから・・・と一緒に遊ぶ事をやめるのはもったいない。
みんなと遊んだ経験があればあるほど、勝ち負けを楽しめるようになるよ!
「一番病」って?
「一番病」とは
・負けるとすぐ泣いてしまい、癇癪を起こしてしまう
・負けるとわかった途端、ゲームを途中で放棄してしまう
・自分に都合の良いようにルールを変えてしまう
・負けた悔しさから相手に乱暴をしてしまう
・負けた相手をバカにしてしまう
水木しげるさんの作中に登場する「一番病」。
これは病気ではないですが、このように言われている由来。
本作品について水木しげるは、手塚治虫をモデルにして、一番になる事ばかりあくせくする棺桶職人を描いたと述べている[1]。
加えて、当時の売れっ子漫画家達は超多忙を楽しみ、たまに会うと徹夜自慢みたいな話に行き着くのでいつも驚いていた旨を回想しており[2][3]、作中で描かれる「一番病」の症状との共通点が見られる。
また、ノンフィクション作家の足立倫行は、作中の棺桶業界は当時の漫画界を擬したものだと指摘しており[4]、他にも水木関連の書籍では同様の解説がされているものがある[5]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
相手を傷つけてしまうことは良くないけど、負けたくないっていう気持ちは向上心に繋がるから大事だよね!
遊んだ経験がみんなを育てる
遊ぶことのいいところ。
- コミュニケーションがとりやすい
- 楽しい時間を共有できる
- 協調性を養える
- 勝ち負けに慣れる
- 脳トレになる
コミュニケーションがとりやすい
「何して遊ぶ?」「一緒にこのゲームしようよ!」
ゲームをするにあたって、必ず会話をしますよね。
そしてルールの確認、ゲーム中もコミュニケーションをとりあいます。
小さい頃を思い出すと、一緒に遊んだら友達。でしたよね。
ゲームには年齢問わず友達になれる力があります。
楽しい時間を共有できる
シンプルに、楽しい時間を共有できるというのは素敵な事。
思い出にもなりますよね。
同じゲームをするということは、自然と共通の話題が生まれます。
その1日が終わっても、次会った時の話題にキッカケにもなります。
また集まった時に同じゲームをして、お互い成長を楽しむのも◎
協調性を養える
ゲームには当然ルールがあります。
そのルールを理解し、状況によって自分の立ち位置・立ち振る舞いも変えていかなければいけません。
協力するゲームはもちろん、個人戦でも相手の出方を伺いながら・・・。
決められたルールの中でどう行動するか。
自然と協調性を養うことができます。
勝ち負けに慣れる
勝ち負けがあるゲームがほとんどですので、お子さん同士喧嘩になったりする場面も。
負けて泣いてしまったり、癇癪を起こしてしまっても遊ぶ事を継続してみましょう。
どうしても手が付けられない場合は、「じゃあ、お話しよう。」と声を掛けるのも◎
どうして負けちゃったのかな、勝つためにはどうすればいいかな。
悔しい気持ちは大切に。向上心を培う手助けしてあげましょう。
無理にご機嫌を取ったり、「じゃあもうやめよう!」と、中断してしまうと“勝ち負けに慣れる”ことができません。
脳トレになる
ルールの把握、行動、会話。
無意識に頭をかなり使っています。
負けてしまっても、次どうすれば勝てるのか。
次はこうしてみよう。など、老若男女問わず脳に対していい刺激となります。
もしも、向き合い方に困ったら。
- 怒らない
- 泣いてしまったことを茶化さない
- ご機嫌を取ろうとしない
「負けて泣くならもうやめなさい!」
「負けたらすぐ泣く〜(笑)」
「ほら!じゃあゲームやめて、お菓子でも食べよっか!」
よく聞きますし、言ったことありませんか?
言ってしまう気持ちはわかります。
でも我慢。
そんな時は、「やりたくなったら声かけて、待ってるから。」といつものトーンで言ってあげましょう。
そして、遊ぶ事を継続しましょう。
仲間はずれにするのではなく、会話の節々に「ここでこうすると良いかも!」など、勝ちのヒントを教えたり。
あとは、大人も負けたらちゃんと悔しがって、勝つための思考と行動をお手本として見せるのも効果的です。
無理にご機嫌を取ったり、中断してしまうと“勝ち負けに慣れる”ことができません。
また、勝ち負けに慣れる=競争心を無くすという意味ではありません。
勝ち負けを楽しんで、受け入れる。
受け入れることで“勝つためにはどうすればいいか”と、次の思考に進みます。
オススメのゲーム
まずは最後まで遊び切ることが大事。
オススメのゲーム紹介します!
ヒットマンガかるた
プレイ人数:3~10人
プレイ時間:約20分
対象年齢:6才~
読札に書かれているのは文字ではなく、“漫画のひとコマ”と“空白のフキダシ”。
“空白のフキダシ”に当てはまる“セリフ”を、その場で考えて読み上げます。
他の人はそれがどのカードかを予測して札を取りあいます。
読み手の想像力と取り手の推理力、そしてキャラクターになりきる演技力が勝利の鍵。
この空欄に当てはまるセリフを読み手が読んで、取り手が取る!
なるほど!これだったら・・・
「い〜しや〜きいも〜、おいもっ♪」だね!
独特だけどそんな感じ!
回数を重ねると、ネタがなくなってくるからそこも面白いね◎
ナンジャモンジャ
プレイ人数:2人〜
プレイ時間:約15分
対象年齢:4歳〜
山札からランダムに現れる謎の生物。
その子達に名前をつける。
プレイヤーが一枚ずつ順番に山札をめくっていく。
そこで、名前をつけた謎の生物が再登場したときに素早く名前を呼ぶカードゲーム。
他のシリーズ品と合わせても遊べます。
ブロックス トライゴン
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:約20〜30分
対象年齢:7歳〜
陣取りゲーム。
同じ色(自分の色)の角×角、もしくは角×辺が接するように配置し、どんどん陣地を広げていきます。
通常のブロックス(四角の盤)も楽しいですが、3人でプレイするには少し遊び辛い。というのが正直な感想。
余った一色を交代でプレイする為、ちょっと面倒だったり。
その点、トライゴンは3人プレイの時は一番外の列を使用しない。ただそれだけ。
ブロックスに比べて、2〜4人と人数が変わっても同じように楽しめます。
3人で遊ぶことを考えると、トライゴンをオススメします。
パクモグ
プレイ人数:3〜7人
プレイ時間:約15分
対象年齢:6歳〜
食べ物をテーマにしたカルタゲーム。
読み手は読み札に描かれた食べ物を見て、それを食べるふりをする。
それを見て何を食べているのか想像して絵札を取る。
食べるところだけなのか、袋を開けるところからなのか・・・
分かりやすいようで、人によって表現の方法が違うので誰でも楽しめます◎
【無料アプリ】ワードウルフ
ワードウルフ決定版【新・人狼ゲーム】ワード人狼アプリ
Momoko Sato無料posted withアプリーチ
プレイ人数:3〜30人
プレイ時間:約1〜10分
対象年齢:5歳〜 ※小さい子がいる場合お題は“お子様向け”で!
これは言葉で遊ぶゲーム。
市民(多数派)とウルフ(少数派)に分かれてゲームを進めていきます。
与えられるお題はどちらも似たり寄ったりのもの。
攻めすぎて自爆することもありますが、発言しないと疑われたり・・・
何回も遊べる奥が深いゲームです!
【例】3人で遊んだ場合
アプリにお題が表示されます。
周りに見えないよう、一人ずつお題を確認します。
お題:ブランコ
お題:すべり台
お題:ブランコ
この場合、“めっとくん”が少数派のため“ウルフ”となります。
この時点では誰も自分がウルフなのか市民なのか分かりません。
与えられたお題を元に会話し、誰がウルフか当てるゲームです。
(話し合いの時間は1分〜10分でアプリ内でタイマー設定できます。)
これでよく遊んだ?
遊んだなぁ。公園にあるよね?
うんうん!よく滑る順番で喧嘩してた!
(ブランコは滑らないよね?すべり台のこと?私がウルフ?)
(・・・滑る??俺がウルフか?)
何歳くらいまでそれで遊んでた?
小学校くらいかな?
遊ぶというか、大人になっても友達と座ったりしてたよ。
(・・・!これはブランコ!?仲間かも!)
話し合い終了!それでは誰がウルフでしょうか・・・?
と、多数決でウルフだと思われる人を決めてゲーム終了。
これはめっとくんが“滑る”というワードを言ったので炙り出せましたね。
ただし相手方のワードが分かっても自分がウルフかもしれない為、上手に探っていく必要があります。
今回は誰も嘘ついてませんが、時には嘘をつくことも作戦の一つです。
お子さんだと、うっかり言ってしまったりとハプニングはありますが、勝ち負けを感じにくく楽しく遊ぶことができます。
ワードウルフは大人だけでも十分楽しめます。
恋愛や、物事に対しての価値観などが表に出るのでご注意を!笑
これは説明するより、やってみるのが一番です!
無料アプリなので是非遊んでみてください。
以上、オススメのゲームでした!
これならみんなで楽しく遊べるね!
遊びは学びだね、積極的に遊んでいこ〜!
遊びながらデジタルを学ぶ。
おうちでまったり親子で文字練習もオススメ!
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